こんにちは!
ラオス特派員です!
クリスマスですね!
まあごくごく一部のリア充(※裏切り者と呼ぶ)はおいといて、多くの日本人にとってはごく普通の火曜日かと思います。
これを読んでるあなたにとっても、あなたがクリスチャンでない限りは、なんてことない普通の平日ですよね!!
ね、ね、ね? そうだよね??!?!??
それにしても日本はおもしろいですよね。
仏教と神道とキリスト教の行事を楽しむことができるのですから!
仏教徒にとって、クリスマスなど「異教徒の行事」程度に過ぎないようで、
ラオスでは今日も1日、ごく普通の生活が営まれます。
いつもどおり、朝には「托鉢」が行われます。
托鉢は、仏教の修行のひとつ。
お坊さんが信者からその日の食べ物を得、信者はお坊さんに施しをすることで、徳を積むというもの。
お坊さんになれない、女性などは托鉢を通して徳を積むことができます。
タイやミャンマーなど東南アジアの仏教国では、托鉢をするオレンジ色の袈裟を着たお坊さんの行列が見られます。
ラオスに関しては、世界遺産の古都ルアンパバーンのそれが有名です。
しかし、お坊さんのいるところに托鉢あり。
もちろん、首都ビエンチャンでも毎朝行われています。
朝日が昇る前、5時。
お寺の鐘が、静まりかえる町中に響き渡ります。
その音に誘われて道に出ると、何十人ものお坊さんが一列になって歩く様子が見られます。
道のわきに点々と座る人々は、お坊さ
ん一人ひとりが抱える大きな器に、
自分達が作ってきたり買ってきたりした食べ物を入れます。
そこに会話は一切ありません。
聞こえる音といえば、どこかで吠える犬の鳴声、時々通りすぎる車の音、
そして、お寺の前で立ち止まってお経をあげるお坊さんの声。
離れて見ていた私は、その情景に、言葉が出ませんでした。
この時の托鉢を、「する者」でも「される者」でもない、第三者として見ていたのは自分だけでした。
ラオスで、一国の首都ビエンチャンで、一年中、毎朝欠かさずひっそりと続けられる光景。
それは、誰に見せるわけでもない、ただ自分達の信仰心に従うのみの人々が産み出した、
とてもとても、美しいものでした。
特派員の記事読んでラオス行きたくなりました。(≧∇≦)
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